• 【チェンジ・エージェント】協働する社会システム:私たちは真の成果を挙げているとき、どのように働いているのか?(後編)
2022/09/02 13:27

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【チェンジ・エージェント】協働する社会システム: 私たちは真の成果を挙げているとき、どのように働いているのか?(後編)

◆◇◆ 目次 ◆◇◆

  • 【1】協働する社会システム: 私たちは真の成果を挙げているとき、どのように働いているのか?(後編)
  • 【2】東洋思想から学んだチェンジ・エージェントたち(4)
  • 【3】変革リーダーズセミナー「東洋思想からの学び:リーダーとしての自分を磨く(「孟子」編)」(10月19日開催)
  • 【4】チェンジ・エージェント・アカデミー第14期 「社会課題解決のためのシステム思考」
  • 【5】その他現在募集中のセミナー

はじめに

残暑も日ごとにやわらいで朝夕は過ごしやすい季節になりましたが、皆様、お元気にお過ごしでしょうか?

さて、今回のメールマガジンの最初の記事は、前回に続き、社会学者のディビッド・サンドウ氏がヒューレット・パッカード(HP)と共に実施した組織開発の事例の後編をご紹介します。彼の理論は、知識時代において自己組織化する組織システムの設計でとても有益な示唆を与えてくれます。

2つめの記事では、『孟子』の実践者だった吉田松陰のエピソードを紹介します。科学技術や社会の変動が大きい転換期において、時代を切り拓く人財の成長には内的基盤を築くことが肝要であり、時代を超えて読まれる古典をもとに繰り広げられる共通体験、対話の役割が大きかったのではと感じています。続いて「東洋思想からの学び:リーダーとしての自分を磨く(孟子編)」をピックアップして紹介しています。東洋思想の古典を一冊取り上げ、リーダーシップ開発の観点から学ぶ機会にしているシリーズです。

11月から半期にわたるゼミナールのチェンジ・エージェント・アカデミー第14期「社会課題解決のためのシステム思考」を開講します。SDGsの実現、ESG投資、ソーシャル・イノベーションなど社会課題への関心が高まっていますが、諸外国の企業や非営利組織では、社会的インパクトマネジメント、変化の理論などの方法論を採り入れて戦略策定や実施を行っています。それらの方法論を学びながら、実践課題に取り組むゼミナールへの参加者を募集しています。奨学生参加の応募も引き続き募集しております、ユースの方、社会起業家の皆様からの多くのご応募お待ちしております。

そのほか、チェンジ・エージェント社では、システム思考、変革リーダーズ、学習する組織、そして社会変革の各シリーズのセミナーの募集をしております。変化を形にして、インパクトを残すための方法論をより効果的に鍛えるために活用下さい。安全に配慮しながらも外へ出かけることも多くなったこの頃、皆様の学びが深まりますことを祈念しております。それでは皆様、どうぞご安全にお過ごしください。

小田理一郎

【1】協働する社会システム:私たちは真の成果を挙げているとき、どのように働いているのか?(後編)

前回に続き、デニス・サンドウ氏が考える組織の捉え方や「学習する組織」の築き方、そして彼のリサーチのアプローチについてご紹介します。
他者と一緒に仕事をし、協働する、コラボレーションするための、実践のポイントとは?

▼つづきはこちら
https://www.change-agent.jp/news/archives/001498.html

【2】東洋思想から学んだチェンジ・エージェントたち(4)

孔子の言行を記録した『論語』を読んだことがあるという方は多いかもしれません。一方、『孟子』という儒教の書物があるのは知っているけど、中身はよく知らないという方も少なくないでしょう。今回は、その『孟子』にまつわるストーリーとして、松下村塾を主宰し、のちの世に総理大臣他多数の逸材を輩出した、たぐいまれな教育者で、革命家ともいわれる吉田松陰のエピソードをご紹介します。

▼つづきはこちら
https://www.change-agent.jp/news/archives/001499.html

【3】変革リーダーズセミナー「東洋思想からの学び:リーダーとしての自分を磨く(「孟子」編)」(10月19日開催)

2019年から継続して実施している東洋思想セミナー。今回は、『孟子』を取り上げます。孟子は、孔子の教えの正統な後継者といわれており、『論語』『大学』『中庸』とともに「四書」として儒教(孔孟思想とも呼ばれる)を学ぶうえで最も重要な原典とみなされている書です。孟子はすぐれた「弁論家」とも評され、孔子から受け継いだ思想を時代の権力者に真っ向からぶつける勇敢でたくみな弁論術も魅力です。
『孟子』は、松下村塾を主宰し多数の逸材を輩出した教育者として評価の高い、吉田松陰が心酔した愛読書としても知られています。投獄の憂き目にあいながら学びつづけた松陰。いかなる逆境のなかでも『孟子』の教えを大切に実践していました。まさに現代のように混迷する時代、道を切り拓こうとされているリーダーにささげる書といえるでしょう。

関心はあるもの古典のの原書をひとりで読みすすむのは腰が重い、古典をどう応用すればよいかわからない、などの声も聞かれますが、​​本コースでは、現代の文脈に即して抽象度をあげ​​​​丁寧に読み解きます。対話で実践的で多様な視点取り入れながら、自身の思考を深め学びや気づきを促したい方、リーダーとしてのネクストステップにつなげたい方におすすめです。改めて東洋の古典にふれるきっかけにしていただきましたら幸いです。

西洋思想に基づく近代科学技術文明が行き詰まりが指摘される現代において、東洋思想は、東洋の価値観、多様な価値観を求める時代の流れと共振し、新しい可能性を秘めたものとしていま揺り戻しのよう世界中で見直されています。
思考の枠組みを見直し、視野を広げ、リーダーとしてぶれない軸、これからの時代に必要な社会、組織、リーダーとしてのあり方を探求したい方は、ぜひご活用ください。

▼お申込み・詳細はこちら
https://www.change-agent.jp/events/001499.html

【4】チェンジ・エージェント・アカデミー第14期 「社会課題解決のためのシステム思考」(11月開講)

社会課題を扱うソーシャル・プロジェクトでは、関わるステークホルダーも多く、それぞれの文脈や時間軸、前提、視点も多様で複雑です。多様な関係者と協働してプロジェクトを進めるのに最初に重要になるのが、問題に対する、共通理解を醸成することです。問題に対する共感しあえるビジョンを設定し、そのための活動や道筋を整理して共有するための方法が必要です。どうすれば、より多くの関係者たちの共通理解や調和した行動をもたらし、望ましい成果を実現する可能性を高めることができるでしょうか?

「システム思考」や「変化の理論(TOC)」は、このような複雑な物事の全体像を把握しながら、協働で本質的で持続的な働きかけを探るのに、強力なツールです。本コースでは、 「システム思考」と「社会変革」の基礎理論を学びながら、 社会課題の実課題を題材にした実践、チームでの学習プロセスを通して、継続的、集中的に社会課題解決のためのシステム思考の実践力を磨きます。

「複雑な問題のつながりを見える化し、関係者との理解の共有に生かしたい」
「プロジェクトにシステム思考のプロセスを取りいれて効果的に働きかける方法を探りたい」
という方はこの機会をぜひご活用ください!

▼お申込み・詳細はこちら
https://www.change-agent.jp/events/001492.html

【5】その他現在募集中のセミナー

▼≪オンライン≫システム思考特別無料ウェビナー「社会・生態システムにおけるレジリエンスとトランスフォーメーション」(英語開催)
2022年9月17日、10月1日

▼≪オンライン≫「システム思考トレーニング」2日間集中コース(基礎・実践)
2022年10月12-13日

▼≪オンライン≫「システム思考家実践道場」
2022年度下期(全6回)

▼変革リーダーズセミナー「「システムアウェアネス〜心理学ベースの行動変革」」
2022年10月25-26日

▼≪オンライン≫学習する組織セミナー「学習する組織 5つのディシプリン」
2022年11月24-25日

▼≪オンライン≫社会変革セミナー「変化の理論(TOC)〜なぜ、どのように変化が起こるのか」
2022年12月13-14日

▼≪オンライン≫社会変革セミナー「社会的インパクトを測る」
2023年2月21-22日

発行元:有限会社チェンジ・エージェント
東京都台東区浅草橋1丁目19−10 PF浅草橋ビル 5F
Tel:03-5846-9660
https://change-agent.jp


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