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チェンジ・エージェント メールマガジン

「システム思考」「学習する組織」「持続可能な経営」の情報マガジン

【チェンジ・エージェント】コロナ禍について考える2021 （3）ストック＆フローで考える

皆様、お元気に、ご無事にお過ごしでしょうか？

今号のメルマガでは、コロナ禍について考える2021の続編です。9月30日をもって全国の緊急事態及び蔓延防止措置が解除となりました。第五波は、今まででもっとも高いピークでありながらも、減少ペースが思いのほか速かったのが特徴です。これまでの波とどのような違いがあるのか、システム思考のストック＆フローの考え方を使うと理解しやすくなります。第五波で新規感染者の減少ペースが速かったのは、ストック滞留期間が短くなることで新規が減少し、ストックがますます下がる好循環によるためと考えられます。インフローである新規感染を減らす鍵は、ストックを貯めないように増え始めたら先手を打って対策を打つこと、そしてアウトフローである回復を速めることにありそうです。

また、前号に引き続き、「ピープル・エキスプレス航空」を紹介します。つい語りたくなってしまうストーリーの後半には、成長戦略の実施にありがちな落とし穴あり、人間関係のドラマあり、とまさに映画になりそうな展開が待ち受けています。そして、ピープル・エキスプレス航空は、業界の枠組みを越えてさまざまな足跡を残します。前号に引き続き、ループ図を描きやすくなるように文章を書いていますので、ケースを読んでループ図を描いてみてはいかがでしょうか（後半からは、2〜3のループが抽出できます）。

3本目の記事は、チェンジ・エージェント・アカデミー第11期の受講者の皆様からの感想や検討中の方へのメッセージを紹介します。本だけでは学びきれないことを教習所のように学べたこと、心理的安全性の高い学びの場であったこと、また、実践型で活用しながら学び、また今後も活かそうとする受講者のコメントをうれしく思い、また今後もそうした学びの場、ゼミを開いていきたく思います。

11月から半期にわたるゼミナールのチェンジ・エージェント・アカデミー第12期「社会課題解決のためのシステム思考」を開講します。SDGsの実現、ESG投資、ソーシャル・イノベーションなど社会課題への関心が高まっていますが、諸外国の企業や非営利組織では、社会的インパクトマネジメント、変化の理論などの方法論を採り入れて戦略策定や実施を行っています。それらの方法論を学びながら、実践課題に取り組むゼミナールへの参加者を募集しています。

また、ピープル・エキスプレス社を使った「ビジネス・シミュレーションでシステム思考を学ぶ（1）ベンチャー企業編」は10月28日開催です。そのほかの募集中のコースについてご案内しております。

それでは皆様、どうぞご安全にお過ごしください。

【１】コロナ禍について考える2021 （3）ストック＆フローで考える

都道府県毎に発令される新型コロナウィルスに関わる緊急事態宣言ですが、全国で4回目の宣言が9月30日をもって解除されました。今後コロナ感染はどのようになっていくのでしょうか？　2020年4月29日のブログで「新型コロナウィルスをストック＆フローで考える」と題して記事を書きました。
今回はその続編で、データを2021年9月29日までアップデートしたので報告します。

▼つづきはこちらから
https://www.change-agent.jp/news/archives/001411.html

【２】システム思考事例「ピープル・エキスプレス航空」（後半）

前回に続きピープル・エキスプレス航空の事例の後半をお届けします。
破竹の勢いで航路、航空機数、旅客数と売上の成長を遂げたピープルエクスプレス社。買収によって傘下にフロンティア航空などを加えて、航空業界において全米5位の規模まで躍進しました。ところが、実際には、成長躍進しながらも、けして順風満帆とは言えない状態でした。その成長の秘訣の中には、マイナス面を持つことも少なくなかったからです。

ピープル・エキスプレス社に見られるパターンや構造をもとに、ベンチャーや新規事業の立ち上げにあたって、どのような洞察、問い、あるいは学びを抽出できるでしょうか？

▼つづきはこちら
https://www.change-agent.jp/news/archives/001405.html

【３】チェンジ・エージェントアカデミー11期終了報告

チェンジ・エージェントアカデミーは、コロナ禍により、昨年第9期よりオンラインへ移行し実施いたしました。当初、オンラインでこの『学習する組織』実践の場が深まるだろうかと、緊張感を持ちながら始めましたが、むしろ全国から有志に集まっていただける機会となり、さらにおひとりお一人の内省や探求が深まる場となったように感じます。

それぞれの組織・地域での実践者のみなさんが、現実に起こった様々なできごとに誠実に向き合い、率直に話し、よく聴きあい、そして励ましあいながら共に歩みを進める、そんなプロセスがありました。参加者の皆さまからお寄せいただきました、参加しての感想も併せてご紹介します。

▼つづきはこちらから
https://www.change-agent.jp/news/archives/001408.html

【４】チェンジ・エージェント・アカデミー第12期 「社会課題解決のためのシステム思考」

社会課題を扱うソーシャル・プロジェクトでは、関わるステークホルダーも多く、それぞれの文脈や時間軸、前提、視点も多様で複雑です。多様な関係者と協働してプロジェクトを進めるのに最初に重要になるのが、問題に対する、共通理解を醸成することです。問題に対する共感しあえるビジョンを設定し、そのための活動や道筋を整理して共有するための方法が必要です。どうすれば、より多くの関係者たちの共通理解や調和した行動をもたらし、望ましい成果を実現する可能性を高めることができるでしょうか？

「システム思考」や「変化の理論（TOC）」は、このような複雑な物事の全体像を把握しながら、協働で本質的で持続的な働きかけを探るのに、強力なツールです。
本コースでは、 「システム思考」と「社会変革」の基礎理論を学びながら、 社会課題の実課題を題材にした実践、チームでの学習プロセスを通して、継続的、集中的に社会課題解決のためのシステム思考の実践力を磨きます。

「複雑な問題のつながりを見える化し、関係者との理解の共有に生かしたい」
「プロジェクトにシステム思考のプロセスを取りいれて効果的に働きかける方法を探りたい」
という方はこの機会をぜひご活用ください！

▼詳細・お申込みはこちら
https://www.change-agent.jp/events/001374.html

【５】ビジネス・シミュレーションでシステム思考を学ぶ(1) ベンチャー企業編

チェンジ・エージェントの定番のセミナーでは「未来水産」「ビール・ゲーム」などのシミュレーションゲームを活用して体感的な学びを通してシステム思考の理解を深めるコースを提供しています。このコースは、新たなシミュレーションゲームを活用した新コースです！

今回の演習ゲームのロールプレイのモデルとなった企業は、ハーバード大学のケーススタディでも人気が高く、MITのピーター・センゲのベストセラー書『学習する組織（旧版：最強組織の法則）』にも取り上げられたピープル・エキスプレス社です。グループでのシミュレーション演習を実施後、事業環境、事業戦略、人財の相互作用についてループ図によって構造化する演習を通じて、特定状況における学びを別の状況への学びへとつなげると共に、システム思考の実践プロセスについても学びます。

ビジネスの文脈でシステム思考活用法を学びたい方などにとくにおすすめのコースです。どなたでもご参加いただけます、気になる方はぜひお気軽にお問合せください。

※このメールマガジンをご覧いただきました方に税抜価格より5,000円割引になる以下の特別クーポンをご案内します。ぜひご活用ください！ 申し込み時にフォームの備考欄にお書き添えください。
【新コース特別クーポン】xSQYadJ3　

▼詳細・お申込み・お問合せはこちら
https://www.change-agent.jp/events/001393.html

【６】その他現在募集中のセミナー

▼≪オンライン≫システム思考家実践道場
10月-3月

▼≪オンライン≫変革リーダーズセミナー「東洋思想からの学び：リーダーとしての自分を磨く（「老子」編）」
10月26日

▼≪オンライン≫　学習する組織セミナー「システム思考トレーニング」２日間集中コース（基礎・実践）
11月10-11日

▼≪オンライン≫　学習する組織セミナー「学習する組織 ５つのディシプリン」
11月16-17日

▼≪オンライン≫学習する組織セミナー「行動探求〜変容を導くリーダーシップ」
12月7-8日

▼≪オンライン≫社会変革セミナー「変化の理論（TOC）〜なぜ、どのように変化が起こるのか」
12月16日-17日

▼≪オンライン≫変革リーダーズセミナー「東洋思想からの学び：リーダーとしての自分を磨く（「貞観政要」編）」
1月18日

発行元：有限会社チェンジ・エージェント
東京都台東区浅草橋１丁目１９−１０ PF浅草橋ビル　5F
Tel：03-5846-9660
https://change-agent.jp

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