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チェンジ・エージェント メールマガジン
「システム思考」「学習する組織」「持続可能な経営」の情報マガジン
【チェンジ・エージェント】学習する組織と東洋思想(2)
◆◇◆ 目次 ◆◇◆
- 【1】学習する組織と東洋思想(2)
- 【2】奨学生募集:チェンジ・エージェントアカデミー第12期
- 【3】2021年8月23日-24日開催<<オンライン>>社会変革セミナー「ソーシャルインパクトを測る」
- 【4】2021年8月5日開催<<オンライン>>変革リーダーセミナー「東洋思想からの学び:リーダーとしての自分を磨く(「大学」編)」
- 【5】その他現在募集中のセミナー
はじめに
このメルマガでは、社会、組織、グループ、自分自身の変化の触媒となる変化の担い手に関心ある皆様向けに、変化のための方法論、ツール、実践事例や、チェンジ・エージェント社に関連するセミナー、イベントなどを紹介しています。
今号では、「学習する組織」と東洋思想の関連性について、とりわけ「自己マスタリー」と「修己」をクローズアップして紹介します。チェンジ・エージェント社の紹介する方法論は、「ラーニング・オーガニゼーション」「システムズ・シンキング」「ソーシャルインパクト」など、欧米で形式知化されたものが多くあります。よく練られており、またグローバルに実績があって学ぶところが多いと考えるからです。一方で、方法論に関するスキルや技術をどれほど磨いたとしても、実際に変化を起こすのは人であり、その人の人間力や精神性が、組織や社会の変容に大きな影響を与えます。そして、日本人がその人間力や精神性を鍛えるにあたっては、輸入した技術にたよらずとも、足下に素晴らしい先人の教え、古典があります。さらには、西洋では物質に傾倒し精神が弱いとされる中、日本人がグローバル社会にできる貢献の一つは、西洋の方法論と東洋の精神を融合することにあると考えています。
セミナー紹介では、「学習する組織」「社会変革」「変革リーダーズ」とそのすべてに共通する「システム思考」の4分野で提供しています。変革リーダーズ分野では、上述の「修己」と「治人」を軸とする四書の「大学」についてのセミナーを、また社会変革分野では、下期に開催する「チェンジ・エージェント・アカデミー第12期 社会課題解決のためのシステム思考」「ソーシャルインパクトを測る」などをフィーチャーして紹介しています。アカデミーでは、奨学生制度を設けており、社会起業家枠とユース枠それぞれ1名を募集しておりますので、奨学生にお薦めの方がいたら是非案内を差し上げてください。
個人的なことで恐縮ですが、インドネシア農村でのソーシャル・プロジェクトを進めた仲間が、つい先日新型コロナウィルス感染によって若くして亡くなり、悲しみにくれると共に、ほかの同胞たちの安全を強く願いました。新型コロナウィルスは、人々の生命や健康に多大な影響があり、対策のコストも大きく、有意義な違いを生み出すことはグローバル社会の重要な関心事です。
社会的インパクトの測定の意義は、政策効果があるかどうかを評価するだけでなく、取り組みとその効果を振り返ることで何が学べるか、改善できるかにもあります。新型のウィルスによるパンデミックは、一世紀ぶりに、よりグローバルな相互依存が進んだ社会で起こっていますので、知り得なかったこと、不確実なことが多くありましたが、今になって多くのデータや知見が明らかになってきました。ワクチンの展開と効果、変異株の影響などの不確実なチャレンジが続く中ですが、これまでのパンデミック対策の社会的インパクトについて振り返って洞察や学習を抽出し、政府の政策や事業者の対策の改善に結びつけてほしいと願っています。
皆様、どうぞご安全にお過ごしの上、それぞれの道に邁進されることを祈念します。
小田理一郎
【1】学習する組織と東洋思想(2)
保険業界中堅ランクの会社に「学習する組織」を導入することでトップランクの企業にまで育てあげた経営者ビル・オブライアンは「システムへの介入の成否は、介入者の心のあり様に依存する」と述べています。また、リーダーシップは習得できる技術であると同時に、その実践ではあり方(Being)が大切といわれます。なぜ、あり様、あり方が大切なのでしょうか。
▼つづきはこちらから
https://www.change-agent.jp/news/archives/001386.html
【2】奨学生募集:チェンジ・エージェントアカデミー第12期
チェンジ・エージェント・アカデミー第12期 「社会課題解決のためのシステム思考」では、社会の変革を志すより多くの人に学びを得て頂きたいという想いから、奨学生を募集いたします。
以下にプログラムの概要、並びに奨学生募集要項を記載しております。ご関心をお持ちの方は、是非この機会にお申込みください。
▼詳細はこちらから
https://www.change-agent.jp/news/archives/001376.html
【3】<<オンライン>>社会変革セミナー「ソーシャルインパクトを測る」開催
国際的に定評のあるコースでソーシャルインパクトへの 理解力・自組織での取り組みをレベルアップ!
長年の実績をもとに実践的な内容で人気を博するNEFコンサルティング社のセミナーをベースに、日本の事例や解説を加えた、わかりやすく実践的な内容としたセミナーを開催します。
このセミナーでは、ソーシャルインパクトを測るために必要なポイントとして、アウトカムの特定、データ収集方法やタイミング、指標の導き方、ステークホルダーの特定、サンプリング方法、など社会的インパクト評価、インパクト分析のプロセスを事例や留意点などを交えながらステップごとに学んでいただくセミナーとなります。
これらのステップに沿って、実際にご自身、ご自身の組織で携わっている社会課題に値する取り組みのインパクトや要素、指標、期間、測定方法を整理し、社内外での説明、コミュニケーションに活用いただいたり、取り組みの次のステップへの改善に活用いただけることを目指したものとなっています。
SDGsのロゴを自社の取り組みに貼り付け、「やっている・やっていない」を示す段階から進んで、「その取り組みがどのような社会的な価値を生み出したのか」を見える化し、取り組みをレベルアップしたい方はぜひこの機会をご活用ください!
▼お申し込み・詳細はこちら
https://www.change-agent.jp/events/001357.html
【4】変革リーダーセミナー「東洋思想からの学び:リーダーとしての自分を磨く」(「大学」編)」開催
コロナ状況下で、「ぶれないリーダー」と「不安にかき立てられるリーダー」の違いが明白になってきています。平時には、さまざまなスキルやリーダーシップ論で組織やチームをリードすることができているように見えても、大きな変化や危機の最中では、その人の「地」の力の有無が歴然としてきます。
先の見えない時代に問われるリーダーとしての「地の力」を育むのに、「照らし合わせて自己を鍛える」教科書として役に立つのが古典です。中国古典には、数千年にわたって、リーダーシップ育成の教科書として用いられてきたものが多くあります。今年度取り上げてきた、『論語』『中庸』に続き、「四書」から『大学』を取り上げます。
『大学』は儒学の思想の根幹、概略をもっとも系統的に伝えているため、最初に学ぶべき書として位置づけられ、
リーダーシップ育成の基本をなす教科書として用いられてきました。
その意味でも中国古典をはじめとした東洋思想からそのエッセンスを学んでみたいという方にも本コースはおすすめです!
儒学の根幹、核心とされる「修己治人」の道(己を修め、人を治む)とは。修己とは、治人とは?その実践に必要なこととは、あり方とは?ぜひ一緒にじっくり掘り下げる時間をご一緒しませんか?
2500年来、多くのリーダーや経営者から読み継がれる古典から、現代の私たちに必要な「ぶれない軸」を強化するヒントを一緒に探求しませんか?
▼お申し込み・詳細はこちら
https://www.change-agent.jp/events/001356.html
【5】その他現在募集中のセミナー
▼≪オンライン≫ 学習する組織セミナー「学習する組織 5つのディシプリン」8月3日-4日
▼≪オンライン≫学習する組織セミナー「システム思考トレーニング」2日間集中コース(基礎・実践)
▼≪オンライン≫ 学習する組織セミナー「行動探求〜変容を導くリーダーシップ」
9月7-8日
▼≪オンライン≫社会変革セミナー「変化の理論(TOC)〜なぜ、どのように変化が起こるのか」
12月16日-17日
▼≪オンライン≫チェンジ・エージェント・アカデミー第12期 「社会課題解決のためのシステム思考」<全6回>
2021年11月開講
発行元:有限会社チェンジ・エージェント
東京都台東区浅草橋1丁目19−10 PF浅草橋ビル 5F
Tel:03-5846-9660
https://change-agent.jp
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