◆◇◆ 目次 ◆◇◆

• 【1】SSIR-Jの伝説のアーティクル（2）社会を動かすカーブカット効果
• 【2】「システム思考トレーニング」２日間集中コース（基礎・実践A）
• 【3】変革リーダーズセミナー「システムアウェアネス〜心理学ベースの行動変革」
• 【4】システム思考実践発表会 2024年度
• 【5】その他現在募集中のセミナー

はじめに

さて、今号のメルマガでは、スタンフォード・ソーシャルイノベーションレビュー・ジャパン（SSIR-J）の伝説のアーティクルの第2弾、「社会を動かすカーブカット効果」についてです。かつてなかなか普及しなかった慣行や技術が、あるときから当たり前のようになっていくことがあります。こうした変化を起こすための条件について、特にEquity（公正性）の役割について考えます。
https://www.change-agent.jp/news/archives/001954.html

こうしたシステム的な変化を考えるためにも基本となるシステム思考、そしてさらにシステムのアウェアネスを高めるためのセミナーなども紹介します。

今月行われたノルウェーでの国際システム・ダイナミクス学会では、世界の各地からシステム分析の事例や方法論についてさまざまな発表や討論がありました。来月には、欧州でシステムアプローチを元に、世界のサステナビリティ課題に取り組む実践者や研究者たちとの会議をハンガリーで主宰します。そうした情報からのシステムアプローチの実践の世界の状況なども、追ってこのメルマガやウェブでも記事で紹介していきたく思います。

非常に強力な台風10号が日本列島を縦断しつつありますが、どうぞご無事に過ごされますことを願います。

【1】SSIR-Jの伝説のアーティクル（2）社会を動かすカーブカット効果

道路や建物の段差を解消する「カーブカット・スロープ」。現在では街中のいたるところでよく見かける身近なものですが、ある活動がきっかけでその意義が認められ、世界各地に普及したと言われています。より進化した社会的デザインへと「システムチェンジ」をもたらしたともいえる事例から学べることとは？

スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー・ジャパン（SSIR-J）で過去もっとも読まれ、有用と考えられている「伝説のアーティクル」シリーズから、今回は、市民活動を支援する弁護士、アンジェラ・グローバー・ブラックウェルによる「社会を動かすカーブカット効果」をシステム思考の観点から紹介します。

▼つづきはこちら
https://www.change-agent.jp/news/archives/001954.html

【2】「システム思考トレーニング」２日間集中コース（基礎・実践A）

私たちをとりまくビジネス環境、組織、社会システムは、複雑に絡み合っており、私たちが変化を起こそうとすると、しばしば予期せぬ結果や抵抗が起こります。私たちが通常行っている、「ＡだからＢ、ＢだからＣ」という線形の思考だけでは、つながり絡み合っていることによって生じる複雑性を理解することが難しいためです。

システム思考を学ぶ最大のメリットは、世の中のものごとの相互作用を見る視点が得られることです。状況や問題を大局的に把握し、多様な関係者間の共通理解を促進し、本質的な問題解決が可能となります。

システム思考はこのような場面で、新しい視点と有用なツールを提供します
　・複雑なビジネス環境下においての事業戦略立案と遂行
　・部門・機能別に分かれた組織運営について綜合の視点から全体最適を図る
　・多様化する企業の社会的責任の実践
　・ステークホルダー（利害関係者）と共通理解を築くコミュニケーション

システム思考トレーニング２日間集中コースは、システム思考の基本的な考え方を習得し、自身・自組織の課題への応用実践を図るためそれらを「使いこなす」ための知恵とわざを磨くためのコースです。２日間連続の受講をお勧めしますが、ご都合に合わせてそれぞれ１日のみのご受講も可能です。

【開催日】
・2024年9月3日-4日
・2024年10月17-18日
▼お申し込み・詳細
https://www.change-agent.jp/products_services/leaders/systems_thinking/st01.html

【3】変革リーダーズセミナー「システムアウェアネス〜心理学ベースの行動変革」

【いかにシステム全体への意識を広げるか？】

「学習する組織」とは、目的に向けて効果的な行動をとるための意識（アウェアネス）と能力（ケーパビリティ）を継続的に伸ばし続ける組織です。

では、その意識を私たちはどのように広げることができるのでしょうか？

日本においては、京セラの稲森和夫氏が仏門に入ることを通じて、顕在意識と潜在意識の疎通性を高めることを学び、現代のもっとも卓越した経営者となりました。自己マスタリーの真髄は、この意識に注意を払い、コントロールすることにあるともいえるでしょう。意識を扱う能力は、自身、組織、そして社会の変革をリードする上で、もっとも重要なことと言えます。

この意識、そして、そこにつながる潜在意識について、長く研究し、組織リーダーたちを支援してきた横山 十祉子さんをゲスト講師に迎えて、深層心理学と組織開発を結びつける理論と実践について学ぶコースを開催します！

今年６月に開催した際には満席で大変ご好評をいただき、今回追加開催となりました。よろしければこの機会にぜひご参加をお待ちしております。

【開催日】
2024年10月8-9日
▼お申込み・詳細はこちら
https://www.change-agent.jp/events/001939.html

【4】システム思考実践発表会 2024年度（オンライン）

システム思考は実践を重視します。システム思考家 実践道場では、システム思考のプロセスやツール、現実の課題に適用して、人や組織にとってのよりよいあり方や運営方法を模索すると共に、システム思考の実践について互いに研鑽しています。

このたび、道場での実践と研鑽の成果について発表し、討論することで、日本におけるシステム思考実践のさらなる普及やレベル向上を目指し、システム思考家実践発表会を開催することとしました。発表事例について、参加者による投票と審査員による評価によって、優秀な事例報告の表彰も行います。

事例発表にエントリーできるのは、チェンジ・エージェント社の提供するシステム思考家実践道場とシステム思考トレーニング実践編の過去の参加者です。

詳細は下記をご覧の上、この機会に、ふるってエントリーください。

【開催日】
2024年10月27日
▼事例発表エントリーはこちら
https://www.change-agent.jp/events/systemthinkingpresentation2024.html

▼（発表なし）参加申し込みはこちら
https://www.change-agent.jp/events/001948.html

【5】その他現在募集中のセミナー

※日程により実施形態、内容が異なります。（オンライン形式または、都内実地集合形式）詳細はリンク先に記載の各日程の募集ページよりご確認ください。

▼変革リーダーズセミナー「行動探求〜変容を導くリーダーシップ」
2024年9月24-25日(都内会場・集合研修)

▼【満席・キャンセル待ち受付】社会変革セミナー「社会的インパクトを創出する：変化の理論（TOC）」
2024年10月22-23日(都内会場・集合研修)

▼学習する組織セミナー「学習する組織 5つのディシプリン」
2024年11月21-22日(都内会場・集合研修)

▼社会変革セミナー「社会的インパクトを測定する：アウトカムと指標」
2024年12月5-6日(都内会場・集合研修)

発行元：有限会社チェンジ・エージェント
東京都台東区浅草橋１丁目１９−１０ PF浅草橋ビル　5F
Tel：03-5846-9660
https://change-agent.jp

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