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Collective Impact

コレクティブ・インパクトとは?

コレクティブ・インパクトは、「異なるセクターから集まった重要なプレイヤーたちのグループが、特定の複雑な社会課題の解決のために、共通のアジェンダに対して行うコミットメント」を指します。コレクティブ・インパクトを進めるうえで必要となる重要な要素は「共通のアジェンダ」「共通の測定方法」「相互に補強し合う活動」「継続的なコミュニケーション」「バックボーン組織」です。
『社会変革のためのシステム思考実践ガイド』監訳者解説より引用)

ジョン・カニアとマーク・クレイマーが『スタンフォード・ソーシャル・イノベーション・レビュー』誌の先駆的な論文「Collective Impact」の中で紹介した、幅広いセクター横断的な協調プロセスです。

コレクティブインパクトの1つの例として、加速する食料危機に対して、一企業としては大きなことはできない。しかし、ほかの企業や政府、NGO、生産者たちと一緒ならば、大きな変化を生み出せるのではないか? 2004年に、志をもつ人たちが集まり、自分たちの思いを呼びかけ文に託して、「サステナブル・フード・ラボ(SFL)」というプロジェクトが立ち上がりました。立場を越えた協働による数々のプロジェクト成果にはシスコとIPM研究所、コストコと豆類サプライチェーン、カルフールとメイヤー財団とビクトリア湖現地組織、グリーンマウンテン・コーヒー・ロースターズ、ユニリーバとWWF、ユニリーバとレインフォレスト・アライアンス等があります。こうした先例が築かれることによって、今や欧米の小売り・食品業界の最大手が続々と、類似するプロジェクトに取り組みを始めています。

関連図書

『社会変革のためのシステム思考実践ガイド』

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