イベント&セミナー
※本コースはおかげ様を持ちまして終了しました
「複雑な問題構造のツボを見抜く力をつけたい」
「望ましい変化を効果的に創り出したい」
「組織での知識共有を飛躍的に高めたい」
「グローバルな場面で、活躍したい」
こうした要望をもつ方にお勧めするのが「システム思考」です。
大局観・広い視野・新しい視点を提供する「システム思考」
システム思考は、グループや組織、社会などでのできごとをシステムの視点で捉え、その全体像とつながりに着目する新しいものの見方を提供する思考方法です。さまざまな複雑な変化がどのように生じるかを理解し、望ましい変化を起こすための手がかりを与え、また、組織の共通言語として目的や複雑な状況認識の共有を促すコミュニケーションに役立ちます。
目の前の問題への対処や自社視点ばかりで動く企業は持続可能性を損なう
日々変化するビジネス環境の中で、 「学習」が新たな競争力の源泉として注目されています。デュポン、フォード、ボーイングなどの欧米の企業では、目の前に迫り来る問題に対処したり、もっぱら自社視点ばかりで意思決定をしていたのでは、今日の複雑で不確実な時代において持続可能性を損なうという危機感を強めています。先見をもつ組織では、経営層から現場レベルまで幅広くシステム思考をトレーニング プログラムに取り入れ、活用することで、さまざまな衝撃に復元力をもち、時代の変化に適応していく「学習する組織」づくりに役立てています。こうした企業では、知識資本、人的資本、社会関係資本などの無形の価値を高め、同時に財務パフォーマンスの改善するなどの大きな成果を挙げています。
経営層から現場レベルまで、個人から社会まで、幅広く応用できる思考法
システム思考は、開発、生産から営業まで、長期戦略から日々の業務、ひいては職場だけでなく家庭や地域コミュニティ、人生そのものまで幅広く応用いただけます。また、組織で導入したいという、経営者や人事担当者の方にも好評をいただいています。
システム思考トレーニング2日間集中コースは、システム思考の基本的な考え方とツールを習得し、「使いこなす」ための基盤を築くコースです。2日間連続の受講をお勧めしますが、ご都合に合わせてそれぞれ1日のみのご受講も可能です。※
1日目(基礎編)は、「経営戦略演習」を体験し、システム思考の基本的な考え方、ツール(ループ図等)を体感を通して習得します。
2日目(実践編)は、システム思考のプロセスに従い、自身あるいは自組織の課題についてじっくり考えます。自身の書いた時系列変化パターングラフやループ図について、講師や他の参加者との対話をもとに理解を深めます。ループ図をもとに行う、参加者同士での意見交換では、新たな視点やアプローチを発見するプロセスを体験します。
※実践編は、基礎編を御受講いただいた方、またはそれに準ずる知識をお持ちの方が対象です。
コース概要
●目的・特徴
- システム思考の基本的な考え方と、基本ツール(ループ図他)の使い方を学ぶ
- システム思考のプロセスを理解する
- 自分自身の課題にシステム思考を適用し、本質的な解決策を探る【実践編】
●学べる内容・期待できる効果
- 視野を広め、長期的、複眼的、戦略的なものの見方が身につく
- 課題設定力、問題解決力、コミュニケーション力、ファシリテーション力を高める課題に関するシステム構造的な理解が深められる
- 新たな視点からの働きかけ/アプローチを考えられる
- 時系列変化パターングラフとループ図をより実践的に使いこなせる
- 長期的な視野の拡大
- 組織内でのプロジェクトコミュニケーション能力の向上
- 使命、ビジョン、価値観を共有するスキルの強化
●このような方におすすめです
- 自分や、組織の課題の構造を可視化したい方
- 企業のリーダー・マネジャー・幹部の方の研修として
- システム思考を組織で導入したい 経営者、人事・人材開発担当の方
- システム思考をはじめて学ぶ方、システム思考の基本を体得したい方
- システム思考の書籍を読まれて、理解を深めたい方
- 現場の問題解決や変革に関わる企業の方、教員の方、NPO職員の方
●プロセス
- グループ演習、経営戦略演習などを通じて、頭と体で実感しながらの学習する
- 全員で「学習システム」を創りだす
- 時系列変化パターンとループ図を共有し、メンタル・モデルを広げ、深める
- 各自で自らの関わる課題に関してシステム思考のプロセスで検討する
- 互いの事例から学びあう
※カリキュラムは、変更になる場合がございます。
事前動画のカリキュラム
対象:基礎編・実践編の参加者共通
- セミナー導入
- システム思考入門
- オンライン上での協働作業のためのツール紹介
1日目(基礎編)のカリキュラム
対象:基礎編・実践編の参加者共通
- はじめに
- システム思考を理解するための経営戦略演習
- 経営戦略演習振り返り
- システム思考のツール活用
-時系列変化パターングラフ
-ループ図 - レバレッジのある働きかけを探る
- まとめ&振り返り
2日目(実践編)のカリキュラム
- システム思考のプロセスと概要
- 事前課題:ループ図ノック(ループ図を描く演習)の確認
- システム思考プロセスの実践
1)課題設定と時系列変化パターングラフを描く
2)ループ図を描く
3)メンタルモデルを探求し、働きかけを探る - 発表・講評
- まとめ・質疑応答
●講師
- 吉沢昇司 /チェンジ・エージェント講師
- 江口 潤/チェンジ・エージェント講師
- 北見 幸子/チェンジ・エージェント講師
※講師は変更になる場合がございます。
募集要項
●日時
事前動画 対象:基礎編・実践編の参加者共通 合計1時間程度の動画を事前にご覧頂きます。 研修日 3月16-17日(火-水)両日9:30 - 17:30(オープンルーム※18:00まで) |
●場所
Zoom会場(ブラウザ上でアクセスすることでオンライン接続できるソフト利用)
*ご受講においては、以下のインターネット接続する環境、機材のご準備をお願いいたします。
- 動画カメラ、マイクを装備したパソコン及びヘッドホン/イヤホン
- ブロードバンド回線によるインターネット接続(目安:実質で上り/下り1.5Mbps以上)
- Microsoft Edge, Chrome、Safariなどのブラウザーソフト
- インターネット上のファイル共有ソフトDropbox、Google Spreadsheetなどを利用できるシステム環境
- できるだけ雑踏や周囲の会話の少ない静かな環境
●募集人数
基礎編、実践編ともに20名
●料金
- 2日間集中コース(基礎編・実践編) 70,000円+税 ※1日ずつの受講より5000円引
- 基礎編のみ 35,000円+税
- 実践編のみ 40,000円+税 ※実践編2回目以降のリピーターは30,000円+税
※消費税(10%)を別途申し受けます。
※「NPO職員の方」・「小中高教員の方」(フルタイム職員の方にかぎります)は参加費の30%割引制度がございます。割引きには事前審査がございます。NPO割引は特定非営利活動法人またはそれに準ずる方が対象となります。ご利用に際しては、必要書類をご案内しますので、お申し込みフォームの入力をお願いいたします。
※短期に集中したほうが学習には効果的ですので、2日間集中コースの受講を推奨しておりますが ご予定に併せて、1日ずつの受講も可能です。 実践編は、基礎編を受講いただいた方、またはそれに準ずる知識をお持ちの方が対象です。
お申込み
以下のフォームに必要事項をご記入の上、お申込みください。
ご入金確認を持ちまして正式な受付となります。その後、受講票と詳しいご案内を電子メールでお送りいたします。(※フォームからの送信ができない場合は、大変お手数ですが事務局 seminar@change-agent.jp まで以下の申し込み票の項目をご記入いただき電子メールでお送りください。)
※受付確認後、振り込み口座をお知らせいたします。入金確認を持ちまして正式な受付となります
※領収書が必要な場合は備考欄にお書き添えの上、ご相談ください。
※お申し込み後、一週間たちましても返信が届かない場合は、インターネットの送受信にトラブルがあることも考えられますので、ご一報いただけますようお願い申し上げます。
過去の参加者の声
- 「ベストと自分が思われる方法を思いついても、他の人に定量的に説明し、方向性を共有しないと実現しないことを実感した。」
- 「最後にグループで相談しながら、ループ図を実践させることができて良かったです。実務レベルの説明を要所要所できくことができて良かった。」
- 「午前中にグループワークをしたことで理論が深く理解できた。」
- 「本では理解できない要点を理解できた。導入のときつまづいた疑問を理解できた。」
- 「ケースをもちいてトレーニングすることで、システムループを書いて深く理解することができた。」
- 「システム思考を学ぶことで思考のクセや意思決定のクセを知ることができると思った。」
- 「午前中のケースについて、ループ図を作成することでとるべき戦略を導き出すプロセスを理解することができた。」
- 「複雑な問題点を解決する方法を、システム思考という考え方で教えて頂けて、理解がしやすかった。」
- 「普段無意識で考えていることを理論的に学ぶ事ができたのが良かった。また不足している知識を補完できたと思う。」
- 「明日からすぐにでも仕事で使えるようなアイデアをたくさんいただきました。」
- 「ループ図等ツールの使い方を体験として学べたのが良かったです。数値や頭の中で考えていることを図化することにより、目標達成へのアプローチを見つけられるのはよい。」
- 「本を数冊読んでいましたが、今回参加して具体的な例の演習ができて理解が深まった。」
- 「はじめにワークショップをやり体感することで、問題事象を具体的に感じることができた。やはり本を読むより、ワークショップの方が理解度が上がる。」
- 「これまで何冊か本を読んでいて、疑問に思っていたことは、『どうやって現状の中にシステム原型のパターンを見い出すことができるのか』ということでした。システム原型のパターンもたくさんありますから、どれをあてはめるのが最適化と悩むのではないか、と。しかし今回参加してみて、そのように既存の型に当てはめることよりも、いかにありのままに現状を表現するかが大切なのだ、と理解することができました。」
- 「問題の構造を明確にするループ 図 は、物事を分かりやすくする解決手法(思考)として、大変役に立ったと思う。このループ図作成については、個人ではやはり限界があるため、関係者(多数) で、できる限りの情報を列挙していく必要があると思うので、実施してみる時は、そのように進めたいと思う。」
- 「最初に行った演習をもとに、その後の説明が行われていた点が良かった。一貫してシステム思考を学ぶことができた。」
- 「実際に考えているテーマをループ図にするプロセスでいろいろと気づきがありました。」
- 「自分の目標、課題について、実際にループ図を描き、現状を把握することができて良かった。また、ループ図を描く前に考えていた解決策では本質的な解決にはならないなど、ループ図をみながら考えることができて良い体験となった。」
- 「自分でループ図を使って、業務改善を行っていく自信がつきました。ループ図を書く上でのコツがつかめたような気がします。ループ図の効用(・・思考の見える化・深化)を実感できました。」
- 「実践編ということで、課題の設定が大事だと思っておりました。恥も外聞もなく、リアルな課題で取り組んだことで、実りの多い実習ができたように思います。」
- 「自分の書いたループ図について、不明な点を直接教えてもらうことができ、理解が深まった。」
お問い合わせ
(有)チェンジ・エージェント 担当 石山、兒玉
E-mail: seminar@change-agent.jp Tel:03-5846-9660