「合意できない人たちと未来を共創するには~ストレッチ・コラボレーション」
自分一人や気の合う仲間だけではどうする事もできない複雑で対立ある状況で、効果的に変化を創り出す「ストレッチ・コラボレーション」の原則と実践を学ぶ。そのアプローチは、従来型コラボレーションとは異なり、次の3つのシンプルだが容易ではないストレッチによって構成される。
・対立とつながりを受容する
・進むべき道を実験する
・“ゲーム”に足を踏み入れる
従来型コラボレーション | ストレッチ・コラボレーション | |
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協働者どうしの関係 | チームの利益と調和を重視 (1つの支配的な全体) |
対立とつながりを受容 (多数の多様性があるホロン) |
取り組みの進め方 | 問題と解決策に関する合意 (1つの最適な計画) |
進むべき道の実験 (多数の創発的な可能性) |
状況にどう関与するか | 他者の行動を変える (1人の最高位のリーダー) |
“ゲーム”に足を踏み入れる (多数の共創者) |
(アダム・カヘン著『Collaborating with the Enemy』)
個人の内省、グループ演習、全体対話によって、以下を学ぶ事を目指します。
- 強制、適用、離脱に代わって、コラボレーションを選択するのはいつなのかを知る
- コラボレーションの本質的な課題を解決する方法を学ぶ
- 主張と関与の両方を通じて、複数の視点・立場から取り組めるようになる
- 他者と連携するための話し方、聞き方の基本的な方法を変える
- 前に進むための磨かれた実験方法を使う
- 自分が変えようとしている状況の中で自身の役割と責任を認識する
- 別の選択肢を発見する
- 上記の原則と実践を、自分の最も重要で困難なコラボレーションに適用する
時間 | 内容 | 形式 |
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19:00-19:15 | 導入 挨拶とチェックイン |
全体及びグループ |
19:15-20:15 |
基調講演(アダム・カヘン氏) 「賛同できない人、好きになれない人、信頼できない人と連携するには(仮題)」 |
全体 |
20:15-20:30 | ミニ・ダイアログ | グループ |
20:30-20:50 | 質疑応答(アダム・カヘン氏) | 全体 |
20:50-21:00 | まとめ チェックアウトと挨拶 |
全体及びグループ |
※時間は目安です。プログラムの効果を高めるために変更する場合もあります。
※講演のみのお申込みも可能です。
時間 | 内容 | 形式 |
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9:30-10:30 | 導入 挨拶とチェックイン |
|
10:30-11:15 | コラボレーションの課題 | グループワーク |
11:15-11:30 | 休憩 | |
11:30-12:30 | ストレッチ① 「コラボレーションする必要のある人たちと私たちはどのように関係しているか?」 |
全体 |
12:30-13:30 | ランチ休憩 | |
13:30-14:30 | ストレッチ② 「仕事をどうやって前に進めるか?」 |
全体ワーク |
14:30-15:30 | ストレッチ③ 「我々はどのように複雑に絡み合う状況へ関与しているか?」 |
ペアワーク |
15:30-15:45 | 休憩 | |
15:45-17:00 | 3つのストレッチを実際の課題に適用する 実践をするにあたって疑問や問いをまとめる アダム・カヘンによる問いへの回答 |
グループワーク |
17:00-17:30 | チェックアウト | 全体対話 |
※時間は目安です。プログラムの効果を高めるために変更する場合もあります。
※体験型ワークショップの参加の条件として、前日の講演にご参加下さい。ご都合がつかない場合、講演で紹介される内容を理解している前提でワークショップは開催されます。そのための代替手段については、事務局までお問い合わせ下さい。